ブルーベリーの養液栽培でヤシガラ培養土オープントップバッグを検討してみた

ヤシガラ培養土に関して

ヤシガラとは?

熱帯地方でよくみられるヤシの木になる、ヤシの実ココナッツ果実の硬い殻の繊維部分を粉砕したものが、ヤシガラ培養土です。

ココピートやコイアピスと呼ばれる繊維を除いた残渣からなります。

ピートモス同様、採掘による環境破壊の心配がなく、100%天然有機質で品質・機能も従来の培地よりも優れています。

昔からタワシやロープの原料として用いられてきました。

ヤシガラの主な原産地は?

地方は東南アジア、熱帯アメリカ、熱帯アフリカ

国はスリランカ、インド、インドネシア、ベトナム、アフリカです。

世界的にスリランカ産が一番大きな市場でシェアを誇っています。

ヤシガラ、ココナッツ関連情報

ココナッツ

ヤシの木の実

ヤシの木の実とココナッツは同じ意味をもった言葉です。

赤褐色で固く、中にはたくさんの「液状胚乳(果水)」が入っている。

コイア繊維

ココナッツの中果皮から採れる赤褐色の硬くて弾力性のある繊維

ココファイバーとココピートやコイアピスを除いた残骸からなる。

ココファイバー

ココナッツの繊維部分。

ココナッツの一番外側の覆っている緑色の「外果皮」

外果皮の中の赤褐色の非常に硬い弾力性のある繊維の部分が「中果皮」

ココピート 

ココファイバーの繊維を取り除いた残りの部分がココピート

ヤシガラ培養土の使い方

園芸用資材、枕、縫いぐるみ、クッション等の詰め物用繊維・油吸収材・新タイプ混紡布

大規模な農園や家庭菜園などの小規模での培養土にも向いています。

グローバッグなど加水復元タイプの培養土もあり、輸送費の低コスト化、大量に輸出が可能です。

ブルーベリーやイチゴ、トマトやきゅうりなどの果樹から野菜までさまざまな育成に使えます。

日本での導入事例も年々増加しています。

国内生産培土・培養土の原料としては170L袋(ベール)や100L袋が幅広く使われています。

ヤシガラ培養土のメリット

他の培養土よりも優れている点

・PH弱酸性〜中性(5.5-6.5)

・100%天然有機物

・他の培養土に比べ軽量で軽比重 

・比較的安価で導入ができる

・吸水・親水・保水性能に優れる

・適切な排水性能

・保肥力に優れる

・多孔質で通気性に優れる

・分解されてすぐに細かくなりにくく長期間使用が可能

・清潔、土よりも見た目的に清潔感を得られる

・使わなくなったヤシガラ培養土は畑へ還元できる

ヤシガラ培養土のデメリット

・苗木についた土をすべて落とすことが手間

・日本生産の製品はほとんどなく、品質の安定性が不安点

ブルーベリー栽培でヤシガラの使用を検討する

最近気になりいろいろ調べてみましたが、海外での栽培使用例がかなり増えてきて、十分ヤシガラ培養土も使えるということがわかりました。

ブルーベリーの栽培管理者観点からすると、
ピートモスに比べ、水分量の保持率も高いこと、浸透率も高く、ピートモス特融の撥水効果は見られないという点が最大のメリットです。

現状、日本ではまだまだ導入事例が少なく、実際に現場に立ち会って勉強する機会が得られないのが難点です。

今後増えていくんじゃないかなーと期待しているので、参考になることがあり次第、おってブログ記事にさせていただきます。

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