ブルーベリー狩りの季節到来
2021年7月になりました。
早いところでは5月、6月からブルーベリー農園ではブルーベリー狩りが始まっています。
そこで!
ブルーベリー狩りをしてみたい!
初めてブルーベリー狩りをする!
という方向けにブルーベリー狩りの際に気を付けて欲しい害虫と害虫被害についてお伝えしていきます。
ブルーベリーに付く昆虫、害虫、益虫一覧
以下の昆虫は葉を食べてしまうコガネムシなどの害虫や蜂など受粉を促す益虫も含まれます。
樹液や腐植を食べる益虫カナブン
葉を食害するコガネムシの成虫、幼虫は根を食害するブルーベリー最大の天敵
枝をかみ切ってしまうカミキリムシ
葉を食害し集団行動するイラガ ※棘に触れると激痛
新芽から吸汁するアブラムシ
葉を食害し糸で巣を作るハマキムシ
ブルーベリーの枝から栄養分を吸汁するカイガラムシ
ブルーベリーの受粉の手助けをしてくれる益虫のミツバチ。スズメバチ、アシナガバチは攻撃してくるので危険なため害虫扱い
ブルーベリー狩りの天敵!害虫危険度ランキング
ブルーベリーの害虫危険度ランキング3位
危険度★★★★☆
アシナガバチ、スズメバチ
かなり危険ではあるが、ブルーベリー農園での発生は少ないので4に設定しました。
発見したとしても近づかない、攻撃しないことが先決。
刺された場合は、幹部を擦らず針を抜きましょう。
すぐにお医者さんで受診してください。
ブルーベリーの害虫危険度ランキング2位
危険度★★★★☆
コガネムシ
直接的な危害や自発的に攻撃、襲ってくることは少ないが、発生数が多くどこに飛んでいくのかが全く予想がつかず、接触してしまう可能性が高いので★4です。
また、飛んでいる音がかなり不快に思います。
照明などを照らさず、目合の細かいネットを使用すれば発生する可能性は低くなります。
ブルーベリーの害虫危険度ランキング1位
危険度★★★★★
イラガの幼虫
通称:電気虫
葉の裏に密集して集団行動するため気づかないことが多く、少しでも触れてしまうと10年に1度と言われるほどの激痛が走ります。
摘み取りの際に触れることが多く、直接触れる機会が多いので危険度ランキング1位です。
触れてしまったら幹部を水で用洗い流し、針や棘が付いているようであれば梱包用のテープなどで剝がしとってください。決して手で抜こうとしないこと。
触れた手で目を擦ったりしないこと。
比較的早く痛みは消えますが、念のため皮膚科を受診することをおすすめします。
ブルーベリー狩りの害虫、最後に
けっこう害虫って意外と多いんです!
無農薬で育てているブルーベリーファームおおたもたくさんの害虫が混在していますが、網などの対策を徹底すればかなり減らせると思います。
2021年7月現在、当農園はまだ完全に設備されていませんので害虫などが発生する可能性は高いですが、常に見つけ次第捕殺しているので万全を期しております。
ご家族でブルーベリー狩りをする方は、特にお子さんの行動に気をかけて注意が必要になってくるのでこの情報が参考になれば幸いです。
健康で安全なブルーベリー狩りをお楽しみください!
それではまた。