激安!コスパ最強!驚愕の!ブルーベリーのコガネムシ対策、防草対策、成長促進、コスパをすべて持ち合わせたマルチはこれだ!

ブルーベリーのマルチの考察~採用までの流れ

こんにちは!

群馬県太田市でブルーベリーファームおおたを運営しているもってーです。

現在、農園の網や単管パイプの設備を取り外し、水が溜まってしまうエリアの水害対策工事をしている最中です。

鉢を網の外に移動して一定の箇所にまとめているのですが、網の外に出しているので害虫対策が全くできない状態です。

そこで、寒冷紗やフェルト、ビニール、バークチップなどで対策をしてみた結果、コガネムシ、雑草の成長阻害、ブルーベリーの成長促進、コスパ、この4つをすべて満たしているマルチを発見しました。

考察したものも含めてランキング形式で紹介していきます。

マルチとは?

マルチ、またはマルチングといって野菜の栽培、果樹の栽培、培養土の発酵促進、雑草の成長を阻害するなど植物の成長や環境保全に役立つ必要不可欠な手法です。

野菜の栽培では主に、ビニール、農業用ポリなどのロール状になっているものを畑に敷き、そこに穴を開け野菜を定植し栽培するもので、土の温度を一定に保つ、湿度を一定に保つ、直射日光による乾燥を防ぎ、水分保有度を一定に保ち潅水の頻度を減らすなどの効果があります。

また完璧ではないですが、土への害虫の侵入を防ぐこともでき害虫対策としても使用できます。

ブルーベリーにおけるマルチングは主にバークチップ、寒冷紗、藁、籾殻が使用され、コガネムシ対策(害虫対策)、防草対策、保湿保温などに効果があります。

ブルーベリーのマルチングランキング

ランキング5位★
ビニール、農ポリのマルチング

  • ★★★★☆見栄え
  • ★★★★★害虫対策
  • ★★★★★保温性、保温性
  • ★☆☆☆☆潅水のしやすさ
  • ★★★★☆コスパ
  • ★★★★☆成長促進
  • ★★★★★防草性
  • ★★☆☆☆耐久性

ビニール、農ポリのメリット

手に入りやすい汎用性と最高の防草性能を備えています。害虫対策、保湿性と保温性も最高クラス。

ビニール、農ポリのデメリット

鉢や圃場ごとに裁断が必要な手間があります。

また、鉢の場合、培養土全体に潅水することがかなり手間がかかり使用するにはあまり向いていない。

紫外線劣化などもあり耐久性も低い。

ランキング4位★★
寒冷紗のマルチング

  • ★★★☆☆見栄え
  • ★★★★★害虫対策
  • ★★☆☆☆保湿性、保温性
  • ★★★★★潅水のしやすさ
  • ★★★★☆コスパ
  • ★★★★☆成長促進
  • ★★☆☆☆防草性
  • ★★☆☆☆耐久性

寒冷紗のメリット

網目の細かさから害虫対策◎、潅水もしっかりと土へ行き渡るので水切れによる枯れる心配がすくない。

寒冷紗のデメリット

土に日差しが当たるので草はどうしても生えてしまう。

紫外線に劣化もあり、劣化するとカスが大量にでるので処理が大変。

ランキング3位★★★
藁、枯草のマルチング

  • ★★☆☆☆見栄え
  • ★★★☆☆害虫対策
  • ★★★☆☆保湿性、保温性
  • ★★★★★潅水のしやすさ
  • ★★★★★コスパ
  • ★★☆☆☆成長促進
  • ★★★☆☆防草性
  • ★☆☆☆☆耐久性

藁、枯草のマルチングのメリット

無料で手に入れられる可能性が高いコスパと潅水のしやすさが最高。

藁、枯草のマルチングのデメリット

風で飛びやすい上に散らかってしまう可能性がある。

土に還元されるので耐久性は低い。

ランキング2位★★★★
バークチップのマルチング

  • ★★★★★見栄え
  • ★★★☆☆害虫対策
  • ★★☆☆☆保湿性、保温性
  • ★★★★☆潅水のしやすさ
  • ★☆☆☆☆コスパ
  • ★★☆☆☆成長促進
  • ★★★☆☆防草性
  • ★★★★☆耐久性

バークチップのマルチングのメリット

唯一おしゃれに飾れるマルチング。他とは違った見栄えを意識する方に向いています。

潅水のしやすさやコガネムシ対策も良好です。

バークチップのマルチングのデメリット

商品自体の価格が高いためコスパが悪い。敷き詰めるのに大量の資材が必要。

ランキング1位★★★★★
カラーフェルトのマルチング

  • ★★★★☆見栄え
  • ★★★★★害虫対策
  • ★★★★★保湿性、保温性
  • ★★★★★潅水のしやすさ
  • ★★★★☆コスパ
  • ★★★★★成長促進
  • ★★★★★防草性
  • ★★★★★耐久性

カラーフェルトのマルチングのメリット

すべてにおいて高コスパ!

ダイソーなどの百円均一ショップで手に入りやすく加工もしやすい。

なんといってもコガネムシ対策性能と耐久性が最高。また赤や青、白などのカラーフェルトを用いれば太陽光の反射による成長促進も同時にできてしまう優れもの。

ブルーベリーファームおおたではすべての鉢に使用しています。

カラーフェルトのマルチングのデメリット

使用時に切り込みなどの加工が必要な点以外はほぼみつかりません。

最後に

農園の水害対策工事の際に見つけたコガネムシ対策のマルチング。

実際使ってみて水切れの頻度は減ったし、コガネムシは卵を産み付けられないし、鉢を赤や青などカラフルに彩ることも可能になりました。

もちろん、黒もかっこいいですよ!

5号鉢など、家庭菜園に使われる小さな鉢に合わせてカットすれば4枚は取れるのでさらにコストカットになります。

ぜひ、ブルーベリーを育てている方以外にも鉢で植物を育てている方は特に使ってみてほしいマルチングの手法です。

  • B!