まえがき
ブルーベリーファームおおたの茂木です!
12月になってぐっと寒くなってきました!
ブルーベリーもずいぶん紅葉が進んですでに落葉が始まっている品種もあります。
今年は例年よりも寒いようで作業もブログもなかなか捗りません!
住んでいる家は築70年なので隙間風がすごくて、「手をプルプルさせながら」ブログを書いています。
何かと寒さのせいしてしまいがちで自分を鼓舞するためにとりあえずコタツでブログに奮闘しています。
撮りためていた写真やブログ記事を日記形式でなおかつ読者のためになるような書き方で書いていきます!
農業に携わって初めてのトラクター運転
2021年10月人生で初めてトラクターに乗りました!
しかもいきなり未耕作地の除草作業!
長年使用されていなかった未耕作地は何が放棄されているわからないというリスクの高い農地になります。
日ごろから管理されていれば、ゴミや風で飛んできた遺物異物、空き缶などは畑に混ざっている可能性は少ないので危険性は少ないですが、長年使用されていない、草刈りもされていないうえに2mを超える木まで生えている状況でした!
前すら見えない状況で未開の地を踏破していく作業はワクワクドキドキでした!
さらにトラクターは私物ではなくお父さんに借りて作業しているので
【万が一壊したら…】という心配がつきものです!
地震、雷、火事、【親父】の怒りだけは避けないと…
トラクターのハンマーナイフモア(フレールモア)を使用する前に使用していたマキタのMUR005GRM 充電式草刈機
実はトラクターに乗る前に草刈り機で畑4反の除草をする予定でした。
実際に使用した草刈り機はこちら
これで4反分の除草作業をしよう!と意気込んでいたのですが、いざ作業してみると一向に作業が進まず、、
3時間作業しても0.5反しか除草できずにへとへとになってしまいました!
マキタの充電式草刈り機のメリット
・小回りが利くので小さな面積の畑に最適
・畔や角、木の周りなど小さな面積の箇所に最適
・充電式であれば住宅地でも静かに作業ができる
・背の低い雑草の除草に最適
・アタッチメントを変更して環境や対象物に応じて作業ができる
・手軽に持ち出して作業ができる
マキタの充電式草刈り機のデメリット
・大規模な圃場には相当な作業時間がかかるので不向き
・高い丈の雑草には不向き
・高い丈の雑草を刈る場合は、処分方法も別途考える必要がある
・電池を2個使いまわしをしないと充電切れを起こしたら作動しない
・電池や草刈り機が他の種類の草刈り機より高価
・慣れていないと腰回り、肩回りに相当な負担、筋肉痛が発生する
今回使用したトラクターの除草作業用、ニプロ ハンマーナイフモア(フレールモア)
この写真に写っているY字のハンマーがロータリーで回転しながら草を叩き砕き粉々にする仕組みです。
このハンマーナイフモアがあれば草の除草作業はもう怖くありません。
なんせトラクターに乗っているだけで草が刈れてしまうわけですから!
使っていて思うことは、これは未耕作地の開拓にとって最高の機械です!
効率はいいし、ロータリーモアみたいに草が巻き付かないし、土を耕転させるわけではないのでほとんど抵抗がありません。
マキタの草刈り機みたいに腰をなんども左右往復しなくて済むし、何といっても効率的でスムーズで楽しい!!!
草刈り機では刈った草が丈ごと残ってしまいましたが、ハンマーモアはすごい!草が木っ端微塵です。
使用前と使用後がこちら
【2mほどの雑草が茂っている】
【除草された草を撤去することなくその場で木っ端微塵に】
粉砕された草は緑肥となり、畑にする際の肥料になります。
ポイント
草を生えにくくするには
一度上記のようにキレイに除草しても草の種がこぼれて居るので、
次に雑草が生えてきたら種がこぼれないうちに
再度ハンマーナイフモアで除草をします。
そのあとロータリーモアに切り替えて、深く深耕するとロータリーモアに草が絡みにくく、なおかつ草の種もこぼれにくいので、すぐに雑草だらけになることを防ぐことができます。
トラクターのハンマーナイフモア(フレールモア)で作業する際の注意点
実際に作業してみてここは気を付けたほうがいい、これはしないほうがいいといった注意点が出てきましたので書いてみます。
ポイント
・作動前の安全確認
・熟練者に使用上の指導を受ける
・砂利や草木の破片が飛んでくるので作動しているハンマーモアの付近に近づかない
・作動時は耕転させる箇所に井戸パイプ、危険物や石、木、コンクリートがないか事前に確かめる
・圃場や耕転させる箇所の隅まで攻めすぎないようにする
・圃場の区画、領域をあらかじめ目視で歩いて確認しておく